宮城蔵王 日本三大胃腸病の名湯 蔵王お釜に一番近い秘湯の温泉宿

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峩々の温泉


種類 内風呂、露天風呂、貸切露天風呂、お風呂はすべて源泉100%掛け流し(入浴に適正な温度に保つため加温しています)
泉質 単純温泉(低張性 中性 低温泉)
ぬる湯
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設備  ドライヤー(常置)/石鹸(液体)/ボディーソープ/リンス/シャンプー/カミソリ
入浴時間  宿泊の場合 24時間入浴可能(清掃時除く)

温泉旅館で本物の源泉に浸かることは、本当に様々な自然の恵みを作用として受けることができます。まずは「転地作用」です。「旅」そのものを言います。日常生活を一時的に離れ、気候の違う環境で過ごすことが大切なのです。美味しい空気を思い切り吸い込んだり、美しい景色の中でゆっくりと過ごしたり、また地方の新鮮な食事を沢山食べたりと様々です。何よりもストレスのない自分だけの場所を探すのがこの作用の大きなポイントとなります。続いて温泉に入浴した時の作用は3つに分かれておりますので、ご紹介します。まず1つめが「 温熱作用 」です。温まる事によるメリットを指します。血行促進による疲労回復、代謝促進などがこれにあたります。峩々のぬる湯の温度は38~42℃に設定しておりますので、副交感神経を優しく刺激しリラックス効果を高めています。温度は外気温の変動によって日々設定を変えています。2つめは「水圧作用 」です。体に負荷がかかることで、マッサージと同じ効果が期待できます。この天然マッサージは血流がよくなり、リンパの流れも促進されてむくみやだるさの解消につながります。3つめが「浮力作用 」です。お風呂の中では体が軽く感じると思いますが、これも大きな効果の1つなのです。首までしっかりとつかり、筋肉の緊張がほぐれてリラックスすることができます。お風呂でのストレッチが良いと言われているのは、この作用によるものだと思われます。そして何と行っても泉質を指す「薬理作用」です。峩々では飲泉もできますので、入浴だけでなく飲んで湯治効果を高めるタイプの温泉なのです。

あつ湯
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設備  ドライヤー(常置)/石鹸(液体)/ボディーソープ/リンス/シャンプー/カミソリ
入浴時間  宿泊の場合 24時間入浴可能(清掃時除く)

あつ湯の温度は47度にあわせております。こちらでの入浴方法は大変ユニークで、私どもでは「かけ湯」と呼んでおります。その昔、温泉宿が庶民に開かれた頃のお話です。自炊湯治の長期滞在客は必ずと言って良いほど「湯あたり」を起こしておりました。朝晩温泉に入って、4日目程でたまった疲れが出てくる頃です。熱い温泉が出る浴槽がひとつしか無かった当時は、現在のようなバルブ調整などもできませんでした。浴槽に入る事なく、この源泉を上手に利用することはできないものかと考えた結果であったと思います。湯船の淵に木枕を置きましたら、そこへ寝そべります。竹の筒でゆっくりと1回1回丁寧に胃や腸のあたりに掛けていきます。最初は熱く感じますが、徐々に幹部がじんわり温まってきます。その方のリズムによって調子を整えながら100杯続けていただくのが峩々の伝統です。しかしながらこの入浴方法は旅館側がご提案したのではなく、湯治客がこのような理由で自然発生的に始まった独特の入浴方法なのです。温度調節がしやすくなった現代においても、この温泉文化をなくすこと無く継承していく考えです。私どもは湯治文化によって成り立っているという事を、このかけ湯を通してお客様ご自身が直接感じて頂きたいと思っております。長時間入浴出来る智恵から誕生した独特の入浴法です。

露天風呂
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設備  ドライヤー(常置)/石鹸(液体)/ボディーソープ/リンス/シャンプー/カミソリ
入浴時間  宿泊の場合 24時間入浴可能(清掃時除く)

露天風呂の楽しみは、泉質よりもむしろ周辺の自然にあると思います。四季の移ろいを感じながらの入浴はまさに旅情を感じさせるものです。川風や鳥のさえずりに耳をすませながら、まさに蔵王の一部になる瞬間。標高850mの山の中で、ゆっくりと湯につかる喜びはかけがえのないものだと思います。少し温まったら体をよく拭いて、下の川を眺めてみてください。何とも言えない雰囲気に包まれ、頭のてっぺんから疲れがすっと抜けていくようなイメージができたら、もう自分のスイッチがオフになった証拠です。この感覚が湯治にはとても大切な事です。もしかすると露天風呂がその環境に最も適しているのかもしれません。峩々温泉には3タイプの露天風呂をご用意しております。混浴露天風呂、貸切露天風呂、そしてこの男女別露天風呂です。男女別にわかれている露天風呂からさらに石段を下ると混浴露天風呂に繋がっております。混浴露天風呂にはあえて照明を設置しておりませんので、足元には十分ご注意下さいませ。また、全て天然の岩で作られておりますので、濡れると滑りやすくなります。雨天や風の強い日は混浴露天風呂をクローズすることもございますが、男女別露天風呂は屋根の下にありますので、全天候お入り頂くことが可能です。

混浴露天風呂
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設備  ドライヤー(常置)/石鹸(液体)/ボディーソープ/リンス/シャンプー/カミソリ
入浴時間  宿泊の場合 24時間入浴可能(清掃時除く)

なぜ峩々温泉に混浴文化が残っているかと申しますと、やはり湯治場としてのなごりが多く残っているからなのでしょう。ドイツなど海外の温泉施設にも見られるように、お風呂は年代や性別を超えた社交の場。だからそこに集う者は仲良くおしゃべりをしながら入浴する事が湯治の基本となります。よく「バスタオルを巻いて入っても良いですか?」というお問い合わせがございます。「お客様のモラルにお任せ致します」とお答えしておりますが、本来はNOです。それは、そのような格好で入浴されると周囲の方に緊張感をもたらしてしまうからです。昨今の旅番組などでは「撮影のためにバスタオルを巻いております」と言ったたぐいのキャプションが入ったりしますので、それが常識化しているようです。しかしながら温泉本来の楽しみ方を多様化するために混浴露天風呂も存在しているわけですから、そのあたりをご理解頂きたいと思います。ご家族皆様でお入りになられた思い出は一生のものではないでしょうか。混浴は混浴らしく楽しん頂きたいと願っております。先代もドイツで療養温泉の勉強を重ねた上で、混浴を残したのにはそのような意味があったからだと思っております。(厳冬期は落雪の危険がございますので、クローズいたしております)

貸切露天風呂
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設備  ドライヤー(常置)/石鹸(液体)/ボディーソープ/リンス/シャンプー/カミソリ
入浴時間  宿泊の場合 24時間入浴可能(清掃時除く)

貸切露天風呂「天空の湯」は、文字通り天を仰ぎながら入浴していただくために作られました。浴槽内はベンチのように座ってお入りいただく事ができます。軒天をあえて高くしたのは、そこから月光を見られるよう配慮した設計を致しました。深夜は照明を落とさせて頂いたおりますので、ご了承下さいませ。月見の露天風呂とは対照的におすすめなのが、目覚めの入浴です。川風を感じながら、そこには手付かずの自然と鳥のさえずり。朝日を受けて、正面の峩々たる岩肌が力強く私たちに語りかけているよう。源泉地に最も近く、より鮮度の高い源泉をきっと体感して頂けることと思います。また、連泊滞在をなされるお客様におすすめなのは「読書」です。清掃時間の関係もありますので、お入りになりたいご希望の時間などはご相談下さいませ。浴槽内のクリーニングはその前後にさせて頂きます。非日常の空間で、日常的な自分流のリラックス方法を実践してみる。もしかするとそれが本当の癒しなのかも知れません。決して特別な事ではない、ごくありふれた休日の過ごし方をぜひ峩々で見付けてみて下さい。

お風呂に対するお問い合せは、0224-87-2021(午前9:00~午後9:00まで)

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